外側・内側側副靭帯損傷の膝サポーター 整体師のおすすめ3選

おすすめサポーター
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ここでは、膝の内側側副靭帯・外側側副靭帯のケアに向いたサポーターを3点紹介します。

膝の靭帯損傷は、スポーツ活動の際に発生することが多くなっています。
中でも最も頻度が高いのが、内側側副靭帯損傷です。外側側副靭帯の損傷は内側に比較して、頻度は低くなっています。
靭帯の一部または不完全断裂の場合は、短期間の固定後、装具を用いた保存療法を選択することが多くなっています。

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外側・内側側副靭帯のサポーターに求められる性能

側副靭帯を損傷した場合には、膝の側方からかかる外力に対して、不安定性が生じます。
内側側副靭帯の場合は外方から、外側側副靭帯の場合は内方からの力に対して不安定性を生じます。

外側・内側側副靭帯のサポーターには、上で述べたような側方からの外力による膝の不安定性を抑える性能が求められます。

外側・内側側副靭帯のサポーター3選

ここで紹介するサポーターは、いずれも側方からの外力に対して膝を保護する機能を備えています。
それぞれ、用途・固定力に違いがあるので、着用シーンを想定してそれぞれのニーズに合ったものを検討していただければと思います。

アルケア ニーケアー MCL

◆アルケア ニーケアー MCLの特徴

・内側側副靭帯のケアを想定して設計
・膝関節の内側動揺を抑制
・アルミステー入り

 

アルケア社は装具や固定材など医療機関向けの商品を作っているメーカーです。
「アルケア」ブランドのサポーターも、元々は医療機関での販売を想定した商品となっていますが、一部は大手サイトでも購入が可能です。
アルケア社が一般向けに販売しているサポーターブランドが、「リガード」となります。

◆「MCL」=内側側副靭帯

ニーケアー MCLの「MCL」とは内側側副靭帯のことです。
ニーケアーMCLは内側側副靭帯のケアを想定して作られた膝サポーターで、膝関節の内側動揺を抑える構造となっています。

市販されている膝サポーターのうち、内側側副靭帯のケアに特化して作られたサポーターは実はあまりありません。
その意味で、アルケア社のこの商品は特徴的と言えます。
(サポート部分が内側なので、外側側副靭帯には使えません。)

◆価格はやや高め

元々は医療機関での販売を主としたブランドのためか、価格はやや高めとなっています。

ミューラー Hg80プレミアムヒンジドニーブレイス

◆Hg80プレミアムヒンジドニーブレイスの特徴

・3軸ヒンジ内蔵の固定協力タイプ
・U字型ジェルパッドが左右のブレを防ぐ
・引き上げ構造搭載の2本のストラップで固定力を調整可
・吸湿速乾素材HydraCinnが、汗による重量の増加を制御
・摩擦に強い強固素材ケブラー素材採用
・ニオイの原因菌を制御するイージスマイクローブシールド加工

 

「ミューラー」は米国のミューラー・スポーツ・メディスン社の日本法人である、ミューラージャパン株式会社が販売するサポーター・テーピングなどのブランドです。
優れた品質と性能で世界110か国のアスリートに愛好されているスポーツケア製品のトップメーカーブランドとなっています。

メーカー説明によると、前十字靭帯への対応を主に想定している商品となっていますが、膝の左右に強い金属補強材が入っているため固定力が高く、膝の内外側の動揺性にも十分対応できる作りとなっています。
そのため、内側・外側側副靭帯にも対応可能と言えますので、ここで紹介しています。

◆独自の防臭システム

吸湿速乾素材HydraCinnが汗やムレを外部に排出し温度を快適に保つことで、バクテリアの繁殖を抑え、いやなニオイを防ぎます。
イージスマイクローブシールドという、ニオイの原因菌を制御・除去する抗菌テクノロジー加工を施しています。

複合損傷の場合のサポーター選びについて

膝の靭帯損傷は、複数個所の靭帯を同時に痛める「複合損傷」を起こすことがあります。
(例えば、前十字靭帯損傷+内側側副靭帯損傷など)

複合損傷の場合の膝サポーターの選び方ですが、側副靭帯損傷と前十字靭帯損傷を伴う場合は、「前十字靭帯損傷のサポーター」から選ぶことをおすすめします
前十字靭帯損傷のサポーターの中には、側方にステー(補強)が入っているものが多くあります。
そういった物を選ぶことで側方からの外力にも対応できますので、まずは前十字靭帯損傷のサポーターの中から検討してみてください。
(当然のことですが、受傷直後のケアについては、医療機関の指示に従うということが第一原則となります。)

まとめ

今回は、外側・内側側副靭帯損傷のサポーターを紹介してみました。
完全断裂以外は保存的療法が選択されることが多いけがなので、装具・サポーターで対処する場面も多いと思います。
今回の記事が参考になれば幸いです。

 

 

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