足首の捻挫のサポーター 整体師のおすすめ5選

おすすめサポーター
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ここでは、足首の捻挫のケアにおすすめのサポーターを5つ紹介します。

足首の捻挫は、スポーツ時のみならず日常生活でも多く見られる負傷です。
軽度の場合は割と軽く見られがちですが、しっかりとケアしておかないと、再負傷しやすくなることがあります。
また、捻挫により足関節が緩むことでカラダの他の部分に悪影響を及ぼすこともあります。重度の場合はもちろん、軽度の負傷の場合もしっかりとケアしていくことが大切です。

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足首捻挫のサポーターに求められる性能

足首捻挫のサポーターの役割は、足首の動揺をしっかりと抑えることにあります。

  • 内反捻挫(足首の外側の損傷)の場合は、主として足首の内反を抑える構造であること
  • 外反捻挫(足首の内側の損傷)の場合は、主として足首の外反を抑える構造であること
    がサポーターに求められる性能となります。

また、足首全体の動揺性を抑えることで、患部の安静を保ったり、再負傷を防ぐという役割もあります。

足首捻挫のケアにおすすめのサポーター5選

ここでは、足首捻挫のケアにおすすめのサポーターを紹介します。
固定力がハードな物・ミドルな物に分かれているので、用途に応じて比較検討してみてください。

ザムスト A2-DX

◆ザムスト A2-DXの特徴

固定力:ハード
・左右別タイプ
・内反・外反の動きをガード
・薄くて通気性に優れた素材
・2つのストラップでサポート力アップ

「ザムスト」は医療メーカーとして40年以上にわたり、整形外科向け製品を製造・開発してきた日本シグマックス社が展開するスポーツ向けサポート製品のブランドです。
スポーツ用サポーターとして知名度が高いブランドです。

◆しっかり固定したい方におすすめ

ザムスト「A2-DX」は、足首の左右に硬質のガードが内蔵されています。
また、クロスストラップによってサポート力を強める構造となっており、足首をしっかりとガードして固定したい方におすすめのサポーターです。

◆構造が簡単で扱いやすい

ザムスト「A2-DX」は、構造がわかりやすく扱いやすい形状となっています。
管理人的にはこの点もおすすめのポイントです。

◆内反・外反両方を抑制可能

足首の内反制限だけでなく、外反制限も可能となっています。

ミューラー Hg80プレミアム・ハードシェル アンクルブレイス

◆Hg80プレミアム・ハードシェル アンクルブレイスの特徴

固定力:ハード
・左右別タイプ
・プラスチックシェル+衝撃吸収エアパッド
・バックオープンタイプで簡単装着
・非伸縮ストラップで内反・外反制限

「ミューラー」は米国のミューラー・スポーツ・メディスン社の日本法人である、ミューラージャパン株式会社が販売するサポーター・テーピングなどのブランドです。
優れた品質と性能で世界110か国のアスリートに愛好されているスポーツケア製品のトップメーカーブランドとなっています。

◆左右のプレートとパッドで固定

Hg80プレミアム・ハードシェルアンクルブレイスは、足首の左右にプラスチックシェルが入っており、足首の内反・外反を防ぎます
また、衝撃吸収のためのエアパッドがシェルの内側についています。

◆独自素材でニオイの原因菌を抑制

ニオイの原因菌を制御するイージスマイクローブシールド加工が施されているほか
吸湿速乾素材「HydraCinn」が、汗による重量の増加を制御します

bonebone バリアスアンクル

◆bonebone バリアスアンクルの特徴

固定力:ハード
・左右別タイプ
・制限力+薄さを兼ね備えたサポーター
・つま先から通すセミオープン構造
・ヒールベルトでジャストフィット

「bonbone」はダイヤ工業㈱が展開するサポーターのブランドです。
ダイヤ工業の製品は、整骨院・整体院での店頭販売でよく扱われている商品です。

◆樹脂を使っていないタイプ

上で紹介したザムスト・ミューラー社の足首サポーターは、ともに足首の左右に樹脂製の固定具が入っています。

一方、「バリアスアンクル」は樹脂を使用せずベルト(シェルアンカー・ヒールベルト)で固定するタイプとなっています。
そのため、足首への「当たり」がソフトで、厚みも薄いという特長があります。

薄手で固定力があるサポーターを探している方には、バリアスアンクルがおすすめです。

◆制限は内反・回外のみ

バリアスアンクルの基本設計は、足首の回外・内転方向のみの制限となっています。
したがって、内反捻挫(足首の外側の捻挫)のケアには使えますが、外反捻挫(足首の内側の捻挫)には向いていない構造となっていますので注意が必要です。

ザムスト A1

◆ザムスト A1の特徴

固定力:ミドル
・左右別タイプ
・3方向へのストラップでしっかり固定
・足の形状になじむステーが的確にフィット
・薄くてムレにくい、快適な装着感

最初に紹介した「ザムスト社」のサポーターの別タイプです。
こちらのタイプは固定力が「ミドル」となっています。足首の左右にステー(補強材)が入っていますが、ハードタイプに比べると、よりフィット感を重視したものとなっています。

ザムストならではの使いやすさは、ハードタイプと同様なので、目的とする固定力に合わせて選択すると良いでしょう。

◆足首の内反をしっかり抑制

商品コンセプトは「足首の内反をしっかり抑制」となっています。
左右にステーが入っていますが、メーカーコンセプトでは外反制限について触れていません。
足首の内側の捻挫のケアの場合には向いていない点に注意してください。

ザムスト A1ショート

◆ザムスト A1ショートの特徴

固定力:ミドル
・左右別タイプ
・「A1」のショートタイプ
・3方向へのストラップでしっかり固定
・足の形状になじむステーが的確にフィット
・薄くてムレにくい、快適な装着感

こちらは「ザムスト A1」のショートタイプです。足首部分を覆う高さが異なります

その他機能については「A1」と同様です。
動きやすさも求めたいという方は、「A1」よりも「A1 ショート」がおすすめです。

足首捻挫のケアで注意すべきこと

ここでは、足首捻挫をケアする上での注意点について、いくつか述べたいと思います。

このような時は医療機関へ

  • 関節の腫れ・熱感・痛みが強いとき
  • 皮下出血(血腫)がみられるとき
    このような際には必ず医療機関を受診し、その指示に従ってください。

捻挫でこのような症状がある場合は、足の靭帯に大きなダメージを受けている可能性もあります。
また、溝に足を取られるなど、転倒で痛めた場合では、捻挫だけではなくくるぶしの骨折などを伴っていることもあります。

固定期間を守ること

足関節捻挫の固定期間の目安は、損傷第Ⅰ度(軽度)の場合でも2週間となっています。
それ以上の損傷程度の場合は、3週~6週間の固定期間が必要です。

固定期間が不十分な場合には、再負傷しやすくなったり、足関節が緩くなってしまうことがあります。
損傷程度に応じて、専門家の指示に従い、しっかりと固定期間を確保するようにしてください。

まとめ

今回は、足首捻挫のサポーターについて紹介してきました。

足首捻挫は、受傷直後にしっかりとケアしないと、再負傷しやすくなったり、その後の運動パフォーマンスに影響することもあります。
たかが捻挫と思わず、しっかりとケアすることが大切です。

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